DABJAPAN

国債の仕組みと金利・金融緩和の関係について解説

約5分
国債の仕組みと金利・金融緩和の関係について解説

国債と聞くと難しいというイメージがあるかと思います。

今回は、そんな国債について可能な限り簡単に解説し、それを理解できればコロナウイルス対策で金融緩和といったニュースが出てきても、こういうことだったのかと経済や政治についても解るようになります。

こういうニュースを理解出来れば、今後の日本はどういう方向に動いて自分の資産やローンはどう対策を取ればいいのかを資産防衛目的で知れるようになります。

それでは、国際の仕組みをさっそく解説させて頂きます。

国の予算について

国家予算

毎年、3月末に日本の1年分の予算が決定されます。

よくニュース等でも「予算が成立しました」みたいな情報が流れていますよね。

国の予算では、例えば交通道路のインフラだったり医療制度、子育ての支援、または介護や生活保護など、国のお金を何に使うべきかというのを決めている訳です。

そして、そのお金の使い道を決めたら、次はどうやってそのお金を稼いでいくかも考えることになります。

一番大きな収入は「税金」

身近な税収でいうと消費税ですね。

飲食物・生活品の購入や、サービス利用をするたびに消費税を払い、国がお金を稼ぎます。

その為、消費税が上がるということは何にお金を使うべきかという国の予算に対して税収が足りてないという状態になります。

上記の子育て、道路設備、福祉などを手厚くするには、予算が足りないのでもっとお金を集めないといけないという事です。

結果、消費税を増税しないといけなくなるわけです。

国債の使い道

国債の使い道

消費税の増税などをしても税収だけではお金が工面できない場合に登場するのが国債です。

国債は簡単にいうと日本政府がお金は返すから貸してというようなものです。

もちろんこれは、どこの国でも行っていて決して悪いことではありません。

個人や企業でも同じ事をしており、例えば家や車のローンだったり、クレジットカードの利用だって同じ事なのです。

国債の仕組みについて

先ほどの流れで、日本政府がお金を貸してほしいとなれば、今度は条件付きなら貸してもいいよという人たちが必要です。

条件付きで貸す代表格は主に銀行になります。

その条件とは「額面」「金利」「貸付期間」などで、政府がこれを提示した場合、銀行などが入札を行います。

オークション形式で、政府にとっていい条件を示した銀行からお金を借りる事になります。

その証明として渡すのが国債です。

国債を売る

例えば、M銀行が1年間で100万円を利息1%で貸せる国債を落札したとします。

その国債を今度は、日本で唯一日本円を刷れる日本銀行(通称日銀)がお金を刷って買い取ります。

M銀行としては1年後に100万円以上で買い取ってくれるという条件なら、もちろん売ります。

これで、M銀行も日本政府もWinWinになる訳ですが、まずここで話をまとめましょう。

お金が生まれる

  1. 日本政府がお金を貸してとなる
  2. 銀行が条件付きで入札する
  3. 落札した国債を日銀が買い取り
  4. 日銀は円を印刷して銀行に入金

つまり、日銀が日本円を印刷する事によってお金が世の中に増えたという事になります。

今回は解りやすく100万円という規模で説明をしましたが、これが1兆円規模になると日本国内でも影響が出てきます。

それがニュースでもよく耳にする金融緩和に繋がってきます。

金融緩和政策について

金融緩和政策とは

これまでの国債の発行や使い道の話が解れば、実は金融緩和政策についても簡単に理解する事が出来ます。

先ほどの話では、銀行は政府から購入した国債を手元においていたり日銀に売ったりしています。

これが金融緩和政策が始まると、買い取りキャンペーンのように日銀がとてもいい条件で国債を買い取ってくれます。

これを1兆円規模等で行うとどうでしょう?

日銀は大量に日本円を印刷する事となり、銀行側は現金が大量に保有する状態となります。

つまり世の中のお金が増えており、政府としては現金がたくさんあるから銀行は積極的に貸し出してね。という風になる訳です。

銀行に現金が増えるとどうなるか?

例えば車や住宅ローンが低金利になって、個人がお家や乗り物が買いやすくなって政府にも税収が入ってくるようになります。

これは個人ではなくて、大手企業などでも設備投資として新しい工場の設立をすると税収はもちろん、雇用増加にも繋がってくるのです。

そして、経済がより回って日本政府も日本国民にも恩恵がある訳ですね。

国債と金融緩和のまとめ

税金

このように国債を買い入れる政策は「量的緩和」と呼ばれております。

現在はコロナウイルスの影響で経済が日本に限らず、世界的に大混乱になっています。

この影響で中小企業や個人経営のお店も経営が非常に厳しい状態です。

今持っている資産を現金化しないと会社が潰れたり、個人では生活も大変になってきています。

比較的安全な国債でさえも、今回の新型ウイルスでたくさん売られております。

つまりどういうこうことか?このままでは国債の価格が下落し金利が上がってますます経済が悪化してしまいます。

身近なものやローン金利が変動すると、家計にも大打撃になる事がありますので、資産防衛対策はしっかりとしておきましょう。

それでは国債と金融緩和についておさらいです。

国債とは?

日本政府が銀行等に売る信用力の高い債券

金融緩和とは?

日本銀行が国債を高く買い取り、日本国内の現金を増やす事で低金利を促し、高額品の購入や設備投資などを促す政策

この記事を書いた人

CHIKARA
日本の40年周期説はご存知ですか?

【1865年】幕末の志士
日本は外国の植民地になる瀬戸際でした。
しかし、志士たちが草莽のごとく現れて日本を立て直してくれました。

【1905年】日露戦争
日本の20倍もある国力の強国に辛勝し、日本も強国の1つとなりました。

【1945年】第二次世界大戦
日本は敗戦し、また幕末のような志士が現れるのを待つことになります。

【1985年】バブルピーク
高度経済成長でバブルの頂点を迎え、日本はどん底から這い出ました。

【現在】
バブル崩壊から長らく、日本は下り坂を転がる一方です。
しかし、世界の第一線で戦う企業の志士達が今もなお活躍してくれています。

前置きが長くなりましたが、日本人の技術やアイデアで、次の40年後も明るい日本を子供たちに見せてあげたいと思うじじいでした。
Follow :

コメント

*
*
* (公開されません)

Share / Subscribe
Tweets